きょうの動意株

ニコンは急続伸、今期純益が市場予想下回るが自己株式取得

7731 ニコン 株価チャート

 ニコン(7731)は、寄り付きの買い気配から225円高の3060円まで買い進まれ急続伸している。前日に3月期決算を発表、前期、今期と連続して過去最高純益を更新したものの、今期予想が市場コンセンサスを下回ったが、同時発表の前期期末配当の再増配、自己株式取得で押し返し割安修正買いが増勢となっている。同社の前期業績は、期中の3回の上方修正通りに前々期比16%増収、34%経常増益、37%純益増益と伸び、連続の過去最高更新となった。半導体製造向けのArF液浸スキャナの世界初出荷や第8世代ガラス基板対応の液晶露光装置の拡販、デジタル一眼レフカメラの続伸、インスツルメンツ事業での新製品発売などが業績を押し上げた。期末配当は、昨年11月に11.5円に引き上げたが、さらに13.5円にアップ、年間25円(前々期実績18円)に増配する。今期も、液晶パネル関連の投資回復やデジタルカメラの拡大が続くとして業績続伸を予想した。純利益は、780億円(前期比3%増)と連続の過去最高更新としたが、市場コンセンサス平均818億円には未達となる。自己株式取得は、400万株(発行済み株式総数の1.0%)、120億円を上限に5月13日から6月30日までを取得期間に市場買い付けする。株価は、円高進行や外資系証券の相次ぐ目標株価引き下げなどで今年3月につけた昨年来安値2370円から、下げ過ぎ訂正で3000円台復帰を窺う展開となっている。PER15倍台の割安修正が加速しよう。

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