きょうの動意株

スクリーンは経常増益転換も連続減配響き急続落

7735 SCREENホールディングス 株価チャート

 大日本スクリーン製造(7735)は、22円安の448円と3営業日続落となっている。前日12日に発表した前2008年3月期決算が、期中の2回の下方修正値より悪化して減収減益で着地、今期は経常利益の増益転換を予想したが、配当を連続減配することが嫌気売りを増幅している。同社の前期業績は、半導体製造装置や液晶ディスプレイ製造装置の発注先送りを要因に昨年11月、今年2月と下方修正が続き、実績は再減額値をさらに下回り前々期比7%減収、72%経常減益、75%純益減益と期初の減益予想をさらに悪化させた。今期は、液晶製造装置が昨年夏から順調に回復、第8世代以降の大型ガラス基板対応装置の比率が上昇し、新たに第10世代対応装置の出荷も見込まれるとしているが、半導体製造装置の回復は下期以降にズレ込むとしている。このため通期売り上げは2730億円(前期比2%減)と上期の減収率を縮小、経常利益は95億円(同26%増)は増益転換するが、純利益は32億円(同30%減)と連続の減益を予想している。配当は、前期に5円減配の10円としたが、今期はさらに5円に連続減配する。株価は、2度の業績減額に証券各社の投資判断・目標株価下げが追い討ちとなり、今年3月に昨年来安値381円まで突っ込み、信用倍率が1倍台と拮抗している信用好需給をテコにリバウンドしている。下値で強弱感の対立が激化しよう。

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スクリンH (7735)

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