きょうの動意株

ソニーは純益減益転換も大幅増配で引き戻し買い気配アップ

6758 ソニー 株価チャート

 ソニー(6758)は、寄り付きから買い気配を切り上げて450円高の5300円買い気配とストップ高寸前となり4日続伸している。前日14日に3月期決算を発表、前期は期中の2回の上方修正値を上回り大きく10期ぶりに過去最高純益を更新して着地、今期は一転して2ケタ減益を予想、市場コンセンサス平均を下回るが、同時発表の大幅増配をポジティブに評価して買い増勢となっている。前日の米国市場で、同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して393円高(円換算値)で引けたこともサポート材料となっている。同社の前期業績は、前々期比6%増収、5.2倍営業増益、4.5倍税引前純益増益、2.9倍純益増益とV字回復した。エレクトロニクス分野が、液晶テレビ、PC、デジタルカメラなどの好調推移により売り上げ、営業利益が過去最高となり、ゲーム分野の赤字縮小、旧本社一部売却益607億円、子会社ソニーフィナンシャルホールディングス(SFH)の株式上場による持分変動益810億円などを計上したことが利益を大きく押し上げた。今期は、エレクトロニクス部門は、増収となるものの円高の影響で営業減益を見込んでいるほか、旧本社売却益、SFH関連利益も一巡することから前期比1%増収、20%営業増益、5%経常減益を予想、純利益は2900億円(前期比21%減)とし、市場コンセンサス平均3296億円を下回る。今期配当は、普通株を15円増配、さらにSFH上場、前期の最高純益更新から特別配当を10円上乗せ50円(前期実績25円)に倍増させる。株価は、円高進行で売られた今年3月の昨年来安値3910円から1000円幅の反発となり高値もみ合いとなっているが、PERは16倍台となお投資妙味を示唆している。主力株人気を高めリバウンド幅を拡大しよう。

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