きょうの動意株

昭和炭酸はTOB価格にサヤ寄せし買い気配アップ

 昭和炭酸(4096・東2)は、寄り付きから買い気配を切り上げ10円高の306円買い気配と急伸している。前日20日に親会社の昭和電工(4004)が、同社株式を50.1%まで買い増し連結子会社化するために株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表、同社も賛同を表明したことからTOB価格415円にサヤ寄せする動きを強めている。同社は、昭電工のアンモニア製造プロセスで副生される炭酸ガスを利用して液化炭酸ガス、ドライアイスの製造・販売を行っているが、需要構造の変化による同事業の不振や業界再編により昨年10月にシェア40%のメーカーが誕生したことに対応、両社の保有する製造・ロジスティクス関連設備などの経営資源を有効活用、連携を強化するため連結子会社とする。TOBは、5月21日から6月18日までの21営業日を買い付け期間、買い付け株式数を715万5000株、買い付け代金を29億7800万円と予定、TOB後も買い付け株式数に上限を設けているため上場は維持される。なお昭電工は、7円安の326円と続落している。

ページトップ