きょうの動意株

日工営は今期純益減益で利益確定売りに押され続落

1954 日本工営 株価チャート

 日本工営(1954)は、6円安の284円と続落している。前日20日発表の3月期決算で、前期純利益は期初予想を上回り2ケタ増益となったが、今期は減益転換を予想したことから利益確定売りが先行している。同社の前期業績は、前々期比0.1%増収、14%経常減益、17%純益増益と増減マチマチの推移となった。ベトナムの鉄道事業やインドネシアの水力発電事業の大型の円借款案件業務も成約もあって海外コンサルタント事業は、受注、売り上げとも伸びたが、電力機器・装置事業、電力等工事事業が、柏崎原子力発電所の復旧工事の影響で電力会社の設備投資が抑制され伸び悩んだことが響いた。今期も、公共事業や政府開発援助(ODA)予算の縮小と価格競争の激化が続くとして慎重に予想、売り上げ690億円(前期比2%増)、経常利益29億円(同25%増)、純利益16億円(同7%減)としている。今年4月に公表した中期経営計画の数値目標をそのまま業績予想としたもので、ほぼ想定通りとなる。株価は、環境悪が続くなかで業績、株価とも低位低迷が続いているが、中期計画公表時からは底離れの動きを強めていた。PERは14倍台、PBRは0.5倍、配当利回りは2.6%と割り負けており、下値固めから底上げ継続も想定される。

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日工営 (1954)

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