きょうの動意株

グローリーは減益予想織り込み売り方の買い戻し主導で3連騰

6457 グローリー 株価チャート

 グローリー(6457)は、65円高の2455円と3営業日続伸している。サブプライムローン問題に端を発した世界的な信用不安を背景に、同社の貨幣処理機需要の先行きに不透明化懸念が強まったうえに、5月11日の決算発表で今3月期業績を2ケタ減益と予想しもみ合いが続いていたが、すでに織り込み済みとして信用の売り方の買い戻しを中心に下げ過ぎ訂正期待の買い物が増勢となっており、信用不安の後退もフォローしている。同社業績は、前期が期中の2回の上方修正値を上回り2ケタ増収増益、純利益は117億1100万円(前々期比81%増)となったが、今期は一転して2ケタ減収減益として、純利益は100億円(前期比14%減)と予想した。貨幣処理機の需要は、海外市場で偽造通貨対応や金融機関の合理化機運で拡大、欧州を中心にATM用紙幣入金ユニットや窓口用紙幣入出金機などを拡販するほか、BRICs諸国や産油国向けにを積極営業転換するが、大口案件のあった前期には及ばないとし、さらに成人識別機能付きたばこ販売機需要の終息、遊技機市場の冷え込みもあり、慎重に見通した。株価は、昨年10月の4020円高値から信用不安の高まりで今年3月の1960円安値まで半値以下となり、信用売りも積み上がり株不足となっている。決算発表で再度、下値を叩いたが底固さを発揮しており、一段の戻りを試す展開が想定される。

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