きょうの動意株

新日鉱HDは太陽光発電用シリコンの新会社設立受け反発

 新日鉱ホールディングス(5016)は、14円高の665円と反発している。ただ高値後は、売り買いが交錯、上値の伸びを欠いている。前日28日に子会社の東邦チタニウム(5727)、チッソ(大阪市北区)との3社で太陽光発電用途のポリシリコンを製造・販売する合弁会社の設立を発表、洞爺湖サミットを前にして太陽光発電関連の環境関連株人気が波及している。今回設立の合弁会社で製造・販売するポリシリコンは、昨年1月から3社共同で実証化に取り組んできた亜鉛還元法(JSS法)により製造するもので、同製造法は主流のシーメンス法と同様に高純度製品を生産するとともに、四塩化珪素を原料とするため反応効率がよく、未反応の四塩化珪素の再利用が可能のためシーメンス法に比べ低コストであることを特徴としている。新会社は今年6月30日に資本金1億円、チッソ50%、新日鉱HD30%、東邦チタ20%の出資比率で設立し、茨城県神栖市に第1期として7月に年産400トンのプラント建設に着工、第2期として2010年上期以降にさらに年産3000トンプラントへ増設、総投資額は合計約240億円を予定している。新日鉱HDの株価は、今年3月の昨年来安値498円から原油価格の急騰とともに731円高値まで急反発、700円台出没の高値固め継続となっている。新たな株価評価材料の浮上であり、PER8倍台、PBR0.8倍の修正にが期待される。なお邦チタニウムも、30円高の2315円と4日ぶりに反発している。

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