きょうの動意株

日立キャピタルは早期業績増額が割安株買い誘発し急反発

8586 日立キャピタル 株価チャート

 日立キャピタル(8586)は、寄り付きの買い気配から97円高の1813円まで買い進まれて急反発している。前日28日に4月から適用された新しいリース会計基準に則り、4月23日に開示した今2009年3月期純利益の上方修正を発表、割安株買いを誘発している。新リース会計基準は、従来は損益が発生しないと認識されていた流動化債権について、過去にさかのぼって売却処理した扱いとするように変更しており、同社は前期末までに流動化させた資金調達額が7700億円規模あり、リース債権の未実現利益243億円を特別利益に一括計上する。これと提携ローン販売債権の金融処理変更による特別損失59億円を相殺して今9月中間期・3月通期業績を修正した。このうち通期業績は、営業収益を4月の期初予想より44億円引き下げたが、経常利益は6億円、純利益は9億円各引き上げ、純利益は144億円(前期比34%増)と増益転換幅を拡大する。株価は、4月の決算発表時に今期の増転換予想を好感して急速に下値を切り上げ400円高した。早期業績増額でPERは15倍台と割安となり、一段の上値追いに弾みをつけよう。

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