きょうの動意株

天馬は自己株式取得と外国人株主思惑が相乗しストップ高

7958 天馬 株価チャート

 天馬(7958)は、寄り付きの買い気配から200高の1575円とストップ高まで買い上げられ3営業日続伸している。直接の買い材料は、前週末30日に発表された自己株式取得だが、アデランスホールディングスの株主総会で外国人株主の反対で取締役の再任が否決されたことも連想され、同社の外国人株主への思惑も高めている。自己株式取得は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的に実施するもので、100万株(発行済み株式数の3.27%)、17億円を上限に6月2日から8月29日までを取得期間に市場買い付けする。一方、同社の外国人株主は、今年2月に米国の投資顧問会社リバティ・スクウエア・マネジメント・エル・ピーが、同社株式11.12%を取得して筆頭株主に登場している。アデランスでは、筆頭株主のスティール・パートナーズの反対で取締役再任が否決され、難局を乗り切るための新たな株主優遇策期待から、株価がストップ高するなど急伸した。同社も、外国人株主を意識する展開が期待されると連想を誘っている。同社の業績は、前期に中間期、通期と相次いで下方修正され、その減額値を下回る実績で着地するなど苦戦続きであったが、配当は逆に東証2部上場20周年記念配当を加えて50円(前々期実績30円)に増配するなど積極的であった。原油価格高騰による原材料価格のアップが業績を圧迫しているもので、今3月期も経常利益は連続減益、純利益は小幅増益転換予想となっている。戻りを試す展開が続きそうだ。

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