きょうの動意株

三井ハイテは1Q大幅減益と自己株式消却が綱引きも急続落

6966 三井ハイテック 株価チャート

 三井ハイテック(6966)は、74円安の837円と急続落している。前週末6日に今期第1四半期(1Q)決算を発表、大幅減益で期初予想の中間期業績に対して低進捗率で着地、同時に自己株式消却も発表して好悪材料が綱引きとなったが、全般相場の急反落から売り先行となっている。1Qにモーターコア事業が続伸したが、ハイブリッド車関連の環境株人気は不発となっている。同社の1Q業績は前年同期比3%減収、71%経常減益、67%純益減益と落ち込み、利益は期初予想の中間期業績対比で32-35%の進捗率にとどまった。モーターコア事業が、自動車・家電製品向けに増収・営業増益となったが、ICリードフレーム事業が、パソコン・薄型テレビなどの在庫調整の影響を受けて減収減益となり、為替差損などで営業外費用が増加したことが響いた。中間期・通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益20億円(前期比17%増)と見込んでいる。自己株式消却は、6月27日に55万9000株(発行済み株式総数の1.3%)を対象に実施する。株価は、前期期中の2回の下方修正で675円安値まで大きく調整、前期業績の大幅減益着地、今期の増益転換予想、さらに自己株式取得も加わり、悪材料出尽くしとして出直った。リバウンド過程ではハイブリッド車関連人気も加わり強弱感が対立、信用取組は株不足、逆日歩がつく展開となっている。売り方と買い方の攻防は、一段と熾烈化しそうだ。

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