きょうの動意株

三井松はWTI大幅反発で売り方の買い戻し交錯し続伸

1518 三井松島産業 株価チャート

 三井松島産業(1518)は、11円高の374円と続伸し、5月30日につけた昨年来高値412円への意識を強めている。前日11日の米国市場で、原油先物(WTI)価格が、5.07ドル高の1バーレル=136.38ドルと3日ぶりに急反発したことから、石炭価格にも波及するとの思惑を高め、豪州子会社の新選炭工場が稼働開始することも相乗し売り方の買い戻しも交え買い先行となっている。同豪子会社は、豪州リデル炭鉱で年間400万トン(製品炭280万トン)の原炭を生産しているが、世界的な石炭需要量の拡大に対応して原炭処理能力を600万トンへ50%増産する設備投資を進めており、8月から増産体制が整う。同社の業績は、前3月期が、この豪州子会社の先行投資負担、積出港船混みによる滞船料コストと子会社株式売却益が綱引きし、売り上げと純利益は再上方修正、経常利益は再下方修正される増減マチマチの推移となった。今期はこれに対し、海外炭鉱の権益拡大や石炭価格の高値推移を前提に、大幅増収増益を予想、純利益は子会社株式売却益一巡でも24億円(前期比1%増)と連続の過去最高となる。株価は、資源株人気の乗って下値を大きく切り上げており強弱観の対立から信用売り・買い残とも積み上がり倍率が1倍台と拮抗する大取組となっている。買い方ペースの株価展開を支援することになりそうだ。

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三井松島 (1518)

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