きょうの動意株

三越伊勢丹は副都心線開業を押し上げ材料に急続伸

3099 三越伊勢丹ホールディングス 株価チャート

 三越伊勢丹ホールディングス(3099)は、28円高の1355円と急続伸している。前週末14日の東京メトロ副都心線の開業で、伊勢丹新宿店への来客増が新聞、テレビなどのマスコミで大々的に報道されており、百貨店協会が18日発表予定の5月月次の百貨店売上高で、悪材料出尽くしとなるとの思惑も高め買い継続となっている。一方、同じ関連株として高島屋新宿店への集客効果が期待されたものの、株価的には反応が薄かった高島屋(8233)も、17円高の1061円と3営業日ぶりに反発している。副都心線は、東京の池袋、新宿、渋谷の3大副都心を縦断し、東武東上線、西武池袋線とも相互乗り入れ、池袋での乗り換えなしで新宿、渋谷に直通することから人の流れが変わり、池袋と新宿の百貨店間で顧客争奪戦を繰り広げる「百貨店戦争」が激化している。このなかで有利な展開をするとみられているのが副都心線の「新宿三丁目」駅に地価売り場が直結する伊勢丹新宿店と高島屋新宿店でこれまでの地便的はハンディが克服されるとされた。1日乗降客は15万人、埼玉県和光市方面からの来客も増え、さらに2012年度には渋谷で東急東横線と直通運転を予定しているだけに、大きな期待材料となった。三越伊勢丹の株価は、6月2日に明らかとなった5月の月次売り上げが前年割れとなったことで下ぶれ、この安値から副都心線思惑で持ち直した。6月の月次動向、お中元商戦などを視野に内需関連の有力セクターとして再浮上する展開も想定範囲内となる。

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三越伊勢丹 (3099)

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