きょうの動意株

Human21は業績再々減額に減配加わり最安値更新

 Human21(8937・JQ)は、寄り付きから売り気配を切り下げ15円安の241円売り気配と5月23日以来約1カ月の続落となり、6月16日につけた上場来安値250円を下抜いている。前日17日に中間期業績も含め昨年12月、今年4月に続き2008年4月期業績の3回目の下方修正と期末配当の配当見送り・減配を発表、見切り売りが殺到している。配当については、昨年9月の第1四半期決算公表時に増配を発表していただけに、失望感も強まっている。同社の4月期業績は、売り上げが4月の減額値より34億4500万円、経常利益が4億8100万円、純利益が3億2600万円それぞれ引き下げられ、純利益は2億5300万円(前期比81%減)と前期の過去最高からの減益率を拡大する。前回4月の減額時より業況悪化が急激となり、繁忙期の4月の戸建分譲の販売計画が4億円未達となり、主力の1棟販売のマンション販売事業も3月以降の金融機関の不動産業界向け融資引き締めにより購入事業者の資金調達に不足、遅れが生じ、決済時期の先延ばし、価格引き下げ要請により、マンション6棟分30億円相当の期ズレが発生したことが再減額要因となった。配当は、昨年9月に中間期・期末とも期初予想の各5円から各12.5円に増配していたが、期末配当は無配とし年間12.5円(前期実績15円)に減配する。株価は、前回減額時も窓を開けて100円安し上場来安値まで調整一方となっており、底値探りが強まろう。

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