きょうの動意株

フルサトは小反発、業績伸び悩み織り込み下げ過ぎ訂正

8087 フルサト工業 株価チャート

 フルサト工業(8087)は、7円高の1128円と4営業日ぶりに小反発している。改正建築基準法の影響により前3月期業績を再三修正、予定していた増配幅も縮小し3年ぶりの1000円大台割れとなったが、ようやく織り込み済みとして下値を切り上げており、昨年子会社化した自動車産業向けに高実績をもつ岐阜商事のフル寄与なども業績上ぶれ期待材料として下げ過ぎ訂正に動いている。同社は、鉄骨建築用の副資材製造の大手で、とくに鉄骨建築の骨組みに不可欠なターンバックルブレースが工場、倉庫などへの企業の設備投資減速の影響でマイナスとなり、前期業績は下方修正続き、実績は岐阜商事ののれん償却も重なり前々期の過去最高から2ケタ減益となった。今期は、建築基準法の影響は一巡し岐阜商事の超硬工具などの上乗せもあるが、鋼材材料や鉄鋼製品の仕入れ価格の大幅値上げも予定され回復は小幅にとどまる。売り上げ970億3200万円(前期比5%増)、経常利益47億8800万円(同1%増)、純利益25億1400万円(同3%減)と予想している。ただこの業績水準でもPERは7倍台、PBRは0.6倍、配当利回りは3.5%と下げ過ぎを示唆している。下値買い妙味は膨らむ。

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フルサト工 (8087)

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