きょうの動意株

昭和シェルは3連騰、太陽光発電パネルで最大級工場建設報道

5002 昭和シェル石油 株価チャート

 昭和シェル石油(5002)は、寄り付きの買い気配から80円高の1259円まで買い進まれ3日続伸している。この日付けの日本経済新聞で太陽光発電パネルの世界最大級の工場を建設すると報道され、北海道洞爺湖サミット開幕を直前に控え環境関連人気を高め買い増勢となっている。前日の米国市場で、原油先物(WTI価格)が反発し、0.97ドル高の1バーレル=140.97ドルと終値として過去最高値をつけたことも、業績再上ぶれ思惑を高めて側面支援している。同社は、2006年10月に太陽電池「SOLACIS(ソラシス)」製造の宮崎プラントを竣工させテスト生産を開始、昨年10月に約150億円を投資して第2工場の建設を発表した。同電池用の太陽光発電パネルは、需給ひっ迫懸念のあるシリコンを使用せず銅、インジウム、セレンを材料としており、製造時に使用されるエネルギー量が少なく、発電時に回収されるまでの時間も従来の結晶シリコン系に比べ約半減されるとして、平成19年度の新エネ大賞(経済産業大臣賞)を受賞している。報道では、この量産化に向け2011年に1000億円を投資して年間1000メガワット規模の世界最大級の工場を建設、日本、欧州、中東のいずれかに立地させると観測された。株価は、今年5月の第1四半期決算発表時の今12月期業績の上方修正や原油価格高騰で、1月の昨年来安値880円から大きくリバウンドしている。PERは13台、配当利回り中間配当を落としたばかりだが、年間2.9%となお割り負けており、上値を拡大しよう。

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