きょうの動意株

KDDIは1Q減益着地、通期純益も市場予想下回り反落

9433 KDDI 株価チャート

 KDDI(9433)は、6000円安の58万1000円と反落している。前日22日に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、7月18日付けの日本経済新聞の観測報道通りに2ケタ減益となり、通期純利益も市場コンセンサス平均を下回ったことから売り先行となっている。同社の1Q業績は、前年同期比3%増収、11%営業減益、12%経常減益、12%純益減益と落ち込んだ。携帯電話の契約の純増数が6月に第4位に低下するなど伸び悩み、同業他社への対抗策として実施した販売促進キャンペーン費用も負担増となり営業利益が減少、固定電話の営業赤字も拡大したことが増収減益要因となった。ただ通期予想業績に対する利益進捗率は、28%と目安の25%をほぼクリアした。3月通期業績は期初予想を据え置き、6月から開始した携帯電話端末の割賦販売の浸透による販売手数料の減少も寄与、純利益は2500億円(前期比14%増)と連続して過去最高を更新するが、市場コンセンサス平均2631億円は下回る。株価は、今期業績の連続2ケタ増益・増配予想をテコに3月安値56万7000円から73万2000円高値まで買い進まれ、契約獲得競争の激化やアップル社の「iPhone」発売などが響きほぼ往って来いの調整となった。PERは10倍台、13週移動平均線からは10%超のマイナスかい離と実態面、テクニカル面でも下げ過ぎ示唆となっており、下値で強弱感の対立が続こう。

記事中の会社を詳しく見る

KDDI (9433)

ページトップ