きょうの動意株

日立化は通期純益が市場予想上回るが利益確定売り先行し反落

4217 日立化成 株価チャート

 日立化成工業(4217)は、55円安の2215円と7営業日ぶりに反落している。前日24日に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、減収・2ケタ増益と順調に進捗、通期純利益は期初予想を据え置き引き続き市場コンセンサス平均を上回ったが、前日に米NYダウが283ドルの急反落となったことが響き利益確定売りが先行している。同社の1Q業績は、前年同期比5%減収、18%経常増益、27%純益増益と伸び、期初予想の中間期業績に対して利益は52%と順調な進捗率になった。エレクトロニクス関連製品部門では配線板・配線板材料が伸び悩みとなったが、半導体材料の回路平坦化用研磨材料やダイボンディング材料、リチウムイオン電池用カーボン負極材などが売り上げを伸ばし、機能性材料関連製品部門でも工業用素材、カーボン・セラミックス、自動車部品などが順調に推移したことなどが寄与した。中間期・通期業績は、中間期売り上げのみを期初予想より50億円上方修正したほかは変更がなく、通期純利益は360億円(前期比14%増)を見込んでいる。前期に続き過去最高で、市場コンセンサス平均357億円を上回る。株価は、3月期決算発表時に今期純利益が市場予想を上回るとして2380円高値まで560円高した。下値固めからPER12倍台の割安株価の再評価も想定される。

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日立化 (4217)

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