きょうの動意株

ホンダは続急落、中間業績上方修正も通期業績を下ぶれ修正

7267 ホンダ 株価チャート

 ホンダ(本田技研工業、7267)は、140円安の3620円と続急落している。前週末25日の今3月期第1四半期(1Q)決算発表に合わせ、9月中間期業績を上方修正したものの、3月通期業績を下ぶれ修正したことが響き利益確定売りが先行している。前週末の米国市場で、同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して100円安(円換算値)で引けたことも売り材料視されている。同社の中間期業績は、売り上げは期初予想より300億円引き下げられたが、税引前利益は600億円、純利益は500億円各引き上げられ、純利益は2800億円(前年同期比25%減)と期初予想の減益率を縮小する。1Q業績は、円高の為替影響や販管費増加、原材料価格高騰を北米四輪車事業のインセンティブ減少、売り上げ台数増、コストダウン効果などによってカバーして増収増益を達成、中間期の想定為替レートを期初予想の1ドル=100円、1ユーロ=155円からそれぞれ103円、165円と円安方向で見直したことなどが、中間期業績の上方修正要因となる。一方、通期為替レートも同じく100円、155円から101円、162円と見直したが、原材料費高騰が想定より膨らむことなどから、売り上げを期初予想より100億円、税引前純利益を150億円それぞれ引き下げ、純利益は据え置きの4900億円(前期比18%減)とした。株価は、世界的なガソリン価格高騰で、米国ビッグスリーやトヨタ自動車までが米国販売で苦戦するなか、同社の小型車中心の順調な販売推移を評価、国内証券の投資判断引け上げも加わり逆行高してきた。強弱感の対立する展開が続こう。

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