きょうの動意株

日製鋼は反発後に値を消す、1Q2ケタ減収益業績を売り直す

5631 日本製鋼所 株価チャート

 日本製鋼所(5631)は、寄り付きの42円高から値を消し10円安の1930円と6営業日続落となるなどもみ合いを続けている。前日30日に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、2ケタ減収減益で着地したが、、期初予想の中間期業績に対して順調な進捗率となり、通期業績は期初予想を据え置いたことから、好悪材料綱引きとして売り買いが交錯している。同社の1Q業績は、前年同期比16%減収、22%経常減益、35%純益減益となったが、中間期予想業績対比の利益進捗率は57―62%となった。前年同期は石油精製用圧力容器や防衛関連機器などの売り上げが集中した反動で売り上げが落ち込み、原材料価格高騰、円高など利益下押し材料が重なり2ケタ減益となった。ただ1Q実績は当初計画より増益で推移しているとして、中間期・通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は177億円(前期比1%増)を見込んでいる。引き続き市場コンセンサス平均199億円は下回る。株価は、原子力関連人気でつけた今年6月の上場来高値2425円からの反省場面が続いているが、13週移動平均線からは7%超のマイナスかい離と下げ過ぎ示唆ともなっている。信用残は縮小均衡しているが、なお買い残は600万株を超えており、2000円台往来で整理進捗が先行しよう。

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日製鋼 (5631)

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