きょうの動意株

みずほFGは続急落、経常利益下方修正にADR安重なる

8411 みずほフィナンシャルグループ 株価チャート

 みずほフィナンシャルグループ(8411)は、1万9000円安の50万7000円と続急落している。前日31日に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表したが、大幅経常減益で着地し9月中間期・3月通期経常利益を下方修正したことを嫌い、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して1万3079円安(円換算値)で引けたことも重なって売り先行となっている。同社の1Q業績は、前年同期比9%経常収益減収、49%経常減益、14%純益減益となった。傘下銀行の顧客部門が、個人・海外関連で増益となる一方で、国内法人部門で銀行間の競争が激化、傘下証券会社の手数料収入やトレーディング収益が減少し、さらにサブプライムローン問題に端を発する金融市場の混乱に対応して約270億円の損失を追加計上したことなどが要因となった。純利益は、与信関係費用の減少や税効果の影響で増益となった。中間期・通期業績は、経常収益、純利益は期初予想の据え置きとしたが、経常利益は下方修正、中間期は期初の3500億円を2700億円(前年同期比32%減)へ、通期は7700億円を6900億円(前期比73%増)へそれぞれ引き下げて減益率を悪化、増益率を縮小した。株価は、サブプライムローン問題で大きく波乱となり、同問題の一巡感からリバウンドする展開にもつながったが、再びゆり戻しとなっている。下値確認が続こう。

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みずほFG (8411)

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