きょうの動意株

三井不は急続落、1Q業績が減収益着地で利益確定売り

8801 三井不動産 株価チャート

 三井不動産(8801)は、100円安の2370円と急続落している。前日31日に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、減収減益で着地し、期初予想の中間期業績に対する利益進捗率が低位にとどまったことから利益確定売りが継続している。同社の1Q業績は、前年同期比3%減収、14%経常減益、70%純益増益となり、期初予想の中間期業績対比の進捗率は、売り上げで42%、経常利益で32%、純利益で20%となった。賃貸事業では前期稼働の「グラントウキョウノースタワー」や今期新規稼働の「三井アウトレットパーク 入間」などの寄与や既存オフィスビルの賃料改訂で増収増益となtったが、投資家向け分譲では、大型の収益計上が下期になるため減収減益となる、仲介・販売受託・コンサルティング事業では法人向け仲介事業の取扱件数が減り減収減益となり、純利益は前期計上の固定資産売却益が一巡し大きく落ち込む。1Q業績はおおむね予定通りに推移しているとして、中間期・通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は950億円(前期比8%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。ただ市場コンセンサス平均973億円には届かない。株価は、中小不動産関連株が相次いで経営破たんするなかで、むしろ不動産の総合力・資金力などを評価、米国のサブプライムローン問題も一巡したとして下値を切り上げた。売り買い交錯のなか方向性を探ろう。

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