きょうの動意株

日産自は1Q業績悪にGM大幅安も波及し安値更新

7201 日産自動車 株価チャート

 日産自動車(7201)は、47円安の781円と急続落し、今年3月18日につけた昨年来安値786円を下抜いている。前週末1日に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、減収大幅減益で着地し、期初予想の通期業績対比で低進捗となっており、前週末の米国市場で、GMが大幅赤字決算から株価が7%超の急落となり、同社ADR(預託証券)も東京市場の終値に対して53円安(円換算値)と大幅反落したことも波及し売り増勢となっている。同社の1Q業績は、前年同期比4%減収、45%経常減益、42%純益増益となり、通期業績のみ開示している期初予想に対して利益進捗率は、15%にとどまり目安の25%を下回った。グローバル販売台数は6%増の93万6000台と伸びたが、米国が1.5%減、国内が2.2%減、欧州が横ばいと主要市場が伸び悩み、為替レートの変動による547億円の営業利益減益と米国・カナダのリース車両残存価値下落リスクを見込んだ420億円の引当金計上が利益を押し下げた。中間期・通期業績は、厳しい市場環境が続く米国市場で迅速に対策を実施、今期中にグローバルで9車種の新型車を投入することから期初予想に変更はなく、通期純利益は3400億円(前期比29%減)を見込んでいる。市場コンセンサス平均3598億円を下回る。株価は、ガソリン価格急騰に伴う米国、日本などでの自動車販売の急減が直撃し下値を模索している。なお下値波乱が続こう。

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日産自 (7201)

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