きょうの動意株

ブラザーは続急落、中間期・通期利益の下方修正が再直撃

6448 ブラザー工業 株価チャート

 ブラザー工業(6448)は、101円安の1190円と7営業日続落している。前週末1日に今3月期第1四半期(1Q)決算とともに、前期に続きまたも中間期・通期利益の下方修正を発表したことが直撃し利益確定売りが増勢となっている。同社は、前期業績でも増・減額修正を繰り返し、1Q決算開示時の昨年7月の下方修正では、株価が上場来高値から700円幅の急落を演じており悪連想されている。業績修正のうち3月通期業績は売り上げ、営業利益を期初予想の据え置きとしたが、経常利益を20億円、純利益を10億円それぞれ引き下げ、純利益は275億円(前期比1%増)と増益転換幅を縮小さ、保守的にみている市場コンセンサス平均272億円に接近する。米国に加えて欧州、日本でも景気減速感が強まり、原油・素材価格の高騰など不透明感が増しており、工業用ミシンが期初予想より12%減収となるほか、第2四半期以降の為替レートを1ドル=100円、1ユーロ=160円と想定して為替差損が増加するため経常利益、純利益を下方修正した。株価は、前期業績の再減額で突っ込んだ931円安値からアデランスホールディングス株主総会での社長再任否決による同社筆頭株主のスティール・パートナーズ関連思惑の再燃、今期増益転換予想などをテコに1657円まで急反発、半値押し水準まで下押した。再度の下値確認に進もう。

記事中の会社を詳しく見る

ブラザー工 (6448)

ページトップ