きょうの動意株

ヒロセ電は業績下方修正と自己株式取得が綱引きも続急落

6806 ヒロセ電機 株価チャート

 ヒロセ電機(6806)は、280円安の1万220円と続急落している。前日7日に今3月期第1四半期(1Q)決算の開示とともに、9月中間期・3月通期業績の下方修正と自己株式取を発表、好悪材料が綱引きとなったが、業績悪嫌気の売り物が優勢となっている。業績減額のうち3月通期業績は、売り上げが期初予想より60億円、経常利益が23億円、純利益が15億円それぞれ引き下げられ、純利益は205億円(前期比9%減)と前期の過去最高からの減益率を悪化させる。1Q業績が、IT関連部品の在庫調整継続、価格競争激化、金属材料の高騰などで2ケタ減益となり、第2四半期以降に回復の兆しはあるものの、携帯電話、デジタル家電などの高機能製品の需要低迷などによりコネクタ受注が想定を下回るとして下方修正した。一方、自己株式取得は、50万株(発行済み株式総数の1.32%)、50億円を上限に8月19日から9月12日までを取得期間に市場買い付けする。株価は、今年2月も前期業績の下方修正と自己株式取得が綱引きし1万円大台で強弱感が対立、一時は1万3150円まで買い進まれた。信用取組は株不足で逆日歩がついており、下値では売り方と買い方の攻防が続こう。

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ヒロセ電 (6806)

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