きょうの動意株

電通は最安値更新、業績下方修正で純益が市場予想を下回る

4324 電通 株価チャート

 電通(4324)は、寄り付きの売り気配から1万4100円安の20万6400円まで売られて急反落、今年3月につけた上場来安値20万7000円を下抜いている。前日12日に今3月期第1四半期(1Q)決算とともに、中間期・通期利益の下方修正を発表、減益率をさらに悪化させ、通期純利益が一転して市場予想平均を下回ることが嫌気され売り先行となっている。業績修正のうち3月通期業績は、売り上げを期初予想より220億円、経常利益を20億円、純利益を10億円各引き下げ、純利益は345億円(前期比4%減)と減益率を拡大し、市場コンセンサス平均347億円を下回る。1Q業績が、景気の足踏みや企業収益の弱含み推移などから広告主各社の広告支出が慎重となり、減収減益・低進捗率で着地、今後も大型イベントの北京オリンピックが控えるが、引き続き厳しい環境が続くとして下方修正した。株価は、前期業績の弱含み・下ぶれ着地などが響き、上場来安値20万7000円まで売られ、株不足で逆日歩のつく信用好需給や北京オリンピック関連人気で底値圏での小幅往来となっていた。1株純資産20万2697円水準での底固めが長引きそうだ。

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