きょうの動意株

伏木運は今期減益予想も前期増配、自己株式取得で急伸

9361 伏木海陸運送 株価チャート

 伏木海陸運送(9361・東2)は、2日ぶりに商いが成立し18日終値に対して49円高の339円と急伸している。前日19日に発表した2008年9月期業績が、今年2月の上方修正値をやや下ぶれたものの大幅黒字転換して着地し、今期業績を減収減収と予想したが、同時発表の前期期末配当の増配や自己株式取得で押し戻し割安修正期待の買い物が先行している。同社の前期業績は、売り上げが前々期比1%増収となり、経常利益は8億300万円(前々期は4200万円の赤字)、純利益は3億2800万円(同4億3500万円の赤字)と大きく黒字転換した。国際海上コンテナ、ロシア向け自動車輸出の取扱量が堅調に推移、取扱貨物数量が3.9%増となり、効率の良い港運貨物の増加や営業外費用の大幅減少により高変化した。期末配当は、3.5円から4円に引け上げ、年間7.5円(前期実績7円)に増配する。今期は、大手製紙工場が今年9月に閉鎖され、富山新港の主要貨物のロシア材の輸入量減少も懸念されることから減収減益を予想、純利益は2億4000万円(前期比26%減)と見込んでいる。自己株式取得は10万株(発行済み株式総数の0.76%)、4000万円を上限に市場買い付けする。株価は、値付き難・品薄で推移しているが、投資実態からはPBR0.6倍、配当利回り2.0%と割り負けている。かつての環日本海関連株人気の再燃も予想される。

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伏木運 (9361)

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