きょうの動意株

テクモは連日の安値、中間業績上ぶれ着地も大幅減益不変

 テクモ(9650)は、81円安の653円と急反落し、前日ザラ場につけた昨年来安値681円を下抜いている。前日20日に2008年6月中間期決算を発表、7月9日開示の上方修正値をやや上ぶれて減益率を縮小して着地したが、減益業績は変わらないと売り直されている。同社の中間期業績は、前年同期比5%増収、20%経常減益、51%純益減益となった。ゲーム事業部門では、96万2000本増の165万7000本のソフトを販売し好調に推移、マルチコンテンツ事業でも、オンラインゲームのサービスを国内からアジア地域へと拡大したが、パチンコ・パチスロ向けの液晶画面受託開発のSP事業部門で、上期発売予定の3タイトルが下期以降に変更され、さらにアミューズメント施設運営事業にもガソリン価格上昇の影響が出たことなどが響いた。通期業績は、任天堂のWii・DS向けに新作ソフトを相次いで投入することなどから期初予想通り続伸を予想、純利益は10億円(前期比0.8%増)と見込んでいる。株価は、7月の中間期業績増額も減益率縮小止まりとして下値確認が続いた。PERは市場平均並みだが、PBRは1倍割れ、配当利回りは3.0%と割り負ており、倍率が1倍台で拮抗している信用好取組からも、2001年の上場来安値625円を前に強弱感の対立する展開につながりそうだ。

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