きょうの動意株

福田組は最安値更新、通期業績減額で赤字転落し減配

1899 福田組 株価チャート

 福田組(1899)は、寄り付きの売り気配から42円安の221円まで売られて続急落し、2000年3月につけた上場来安値250円を下抜いている。前日21日に2008年6月中間期決算とともに、12月期業績の下方修正と減配を発表、8月12日公表の中間期業績の下方修正に次ぐ悪材料として見切り売りを加速させている。同社の12月通期業績は、今年2月に連結子会社株式売却で上方修正されたが、一転して今回は下方修正となった。売り上げを100億円、営業利益、経常利益を61億円、純利益を96億円それぞれ引き下げ、利益はいずれも赤字転落、純利益は40億円の赤字(前期は2億8000万円の赤字)と赤字幅を悪化させる。上半期の建築工事の受注が低調だったことや手持ち工事の施工が予定の進捗率を下回ったことなどが通期業績にも影響、利益面では完成工事利益率が前期に比べ低下傾向にあり、不動産市況の低迷を考慮し、営業債権に対し貸倒引当金31億円を一般管理費に繰り入れ、さらに関係会社の株式売却損や早期退職者募集による損失なども重なる。配当は、期初予想の6円から5円(前期実績9円)に減配する。なお6月中間期業績は、下方修正通りに2ケタ減収・赤字幅拡大で着地した。株価は、震災関連特需思惑で強含む場面もあったが、21日の中間期業績減額で窓を開けて100円幅超の急落となっており、なお底値模索が続こう。

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