きょうの動意株

塩野義は反発、連続最高純益見直しを信用好需給が支援

4507 塩野義製薬 株価チャート

 塩野義製薬(4507)は、寄り付きの25円安から切り返し20円高の2440円と反発し、8月25日につけた昨年来高値2470円への意識を強めている。全般相場の不透明化とともにディフェンシブ株人気を高めており、今期純利益の連続過去最高更新の見直しと株不足の続く信用好需給が相乗効果を発揮、英製薬大手のグラクソ・スミスクラインと進めている抗エイズウィルス薬の臨床試験も側面支援材料視されている。同社の今期業績は、主力薬の高コレステロール血症治療薬「クレストール」の米国での新適用承認などから連続の2ケタ増益・過去最高更新を予想するなど好調に推移している。7月末に発表した第1四半期決算は、前年同期比3%増収と伸び、経常利益は研究開発費増と円高の影響で2%減となり、純利益は前年同期並みとなったが、計画通りの進捗として中間期・通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は300億円(前期比19%増)を見込み、薬価下げを織り込む市場コンセンサス平均296億円を上回った。株価は、2000円大台出没場面で積み上がった信用の売り方の買い戻し主導で1Q決算発表以来、500円幅の急伸となった。2006年10月高値2440円を上抜き、あとは2001年の上場来高値2890円までフシなしとなっただけに、売り方と買い方の攻防が激化、上ぶれ展開が続きそうだ。

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