きょうの動意株

リコーは米アイコン社買収を高評価し急反発

7752 リコー 株価チャート

 リコー(7752)は、90円高の1817円と急反発している。前日27日に米国の独立系情報機器販売大手のアイコンオフィスソリューションズ(ペンシルバニア州マルバーン)を友好的に買収すると発表、買収金額は約1721億円と同社にとって過去最大規模となるが、ニューヨーク証券取引所に上場しているアイコン社の株価が、買収価格にサヤ寄せし9%の大幅高となったこともあり、買収をポジティブに評価する買い物が先行している。また、アイコン社の取扱商品の約6割を占めるキヤノン(7751)は、前日の同社ADR(預託証券)が東京市場の終値に対して163円安(円換算値)で引けたことが響き、280円安の4770円と3日続落している。アイコン社の買収は、欧米市場に400拠点以上の販売・サービス網を保有、とくに米国ではフォーチュン500に名を連ねる大手顧客向けに高実績を誇っているアイコン社をグループ化することにより、商品開発力やソリューション提供能力を強化するとともに大手顧客へのアプローチを強め、現在、第2位にとどまっている世界シェアをアップ、トップのキヤノンを追撃することを目的にしている。アイコン社の取扱シェアが約3割となっている同社製品も順次、切り換え引き上げを図る。買収資金はグループ内の手元資金、外部調達資金で充当、今年10月から12月までに買収手続きを完了する。同社はこれまでも内外で積極的なM&Aを展開、今年5月に子会社のリコーエレメックスを完全子会社化したときも、株価は100円高の歓迎高となった。今3月期業績も、期初予想据え置きでほぼ市場コンセンサス平均をクリアするとして第1四半期決算発表時の7月には約200円高した。PER12倍台、配当利回り2.0%の割り負け修正を支援しよう。

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リコー (7752)

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