きょうの動意株

有機薬は値上げ見直しを信用好需給がフォローし反発

4531 有機合成薬品工業 株価チャート

 有機合成薬品工業(4531)は、10円高の377円と続伸している。8月8日には発表した製品価格改定要請をキッカケに割り負け訂正買いが下値に続いており、信用取組倍率が1倍台で拮抗する好需給もフォローしディフェンシブ株人気を高めている。同社が7月31日に公表した今3月期第1四半期(1Q)決算は、前年同期比31%増収と売り上げを大きく伸ばしたものの、利益は72%経常減益、80%純益減益と落ち込んだ。主力製品のアミノ酸、ビタミン原料、農薬中間体の輸出が増加し大幅増収となったものの、原燃料価格の上昇、税制改正による減価償却費増、棚卸資産評価の新会計基準適用などが利益を圧迫した。とくに原燃料価格上昇は、前期業績の下方修正・下ぶれ着地要因ともなっており、同社は8月にコストアップは自助努力では吸収しきれないとして値上げ要請をした。株価は、これをキッカケに昨年来高値419円まで急伸、強弱感の対立から信用売り・買いとも積み上がり、一時は逆日歩もつく展開となった。PER評価では依然として割高だが、PBRでは0.7倍となお割り負けており、ディフェンシブ株人気の再燃で高値抜けから一段高に進もう。

記事中の会社を詳しく見る

有機薬 (4531)

ページトップ