きょうの動意株

野村HDはインドの太陽電池メーカーへ出資も反応なく安値更新

8604 野村ホールディングス 株価チャート

 野村ホールディングス(8604)は前場、43円安の1368円と続急落、1月22日につけた昨年来安値1395円を下抜いた。前日4日にインドの太陽電池メーカー、モーザー・ベア・ソーラー社に対する出資に関して、同社の親会社のモーザー・ベア社やその他の出資者との間で最終合意したと発表したが、前日の米国市場で、NYダウが344ドル65セント安の1万1188ドル23セントと急反落、同社ADR(預託証券)も、東京市場の終値に対して56円安(円換算値)で引けたことなどが響いて反応がなく売り増勢となった。今回の投資案件は、香港現地法人であるノムラ・インターナショナルのアジア・マーチャント・バンキング部門を通じて行い、合計出資額9350万ドル(約101億円)のうち、野村HDの出資額は3000万ドル(約32億円)となる。モーザー・ベア・ソーラー社は、インドの電子デバイス最大手モーザー・ベア社の太陽電池製造部門として2005年に設立され、光ディスク事業で培った高度な製造技術に強みを持ち、単結晶・多結晶シリコン型、薄膜型、集光型などバランスの取れた技術ポートフォリオにより今後もさらなる発展が期待されている。モーザー・ベア・ソーラー社は、出資された資金を薄膜シリコン型を中心とする太陽電池製造能力の増強に充当する。野村HDの株価は、米国のサブプライムローン関連の損失処理や、ここにきての株式市場の不振が圧迫材料となり調整が続いている。なお底値探りは避けられそうもない。

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野村HLD (8604)

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