きょうの動意株

ビジトラは通期業績減額も悪材織り込み済みで急反発

 ビジネストラスト(4289・HC)は、1700円高の3万3900円と変わらずを挟み7営業日ぶりに急反発し、前週末5日につけた上場来安値3万2200円からの底離れを窺っている。前週末5日に今10月期第3四半期(3Q)決算とともに、今年5月の4月中間期業績の下方修正に続き、今度は10月通期業績の下方修正を発表したが、悪材料織り込み済みとして下げ過ぎ訂正期待の打診買いが入っている。同社の10月期業績は、売り上げが今年1月にいったん上方修正された増額値より5000万円引き下げられ、経常利益は期初予想より5500万円、純利益も4000万円それぞれダウンされ、純利益は1億円(前期比横ばい)と連続過去最高更新予想が空振りとなる。会計関連事業は、会計パッケージ「連結大王SUMMIT」などが比較的堅調に推移したが、人事・総務関連事業では、金融人材市場が縮小して金融人材紹介が低迷、マーチャンダイジング事業でも、ガソリン価格や食料品価格の高騰で嗜好品のアクアリウム(熱帯魚観賞施設)の消費が冷え込み、新店、既存店とも苦戦したことが要因となった。株価は、中間期業績下方修正売りの安値から、6月の自己株式取得で4万5800円高値まで連続ストップ高するなど急反発したが、ほぼ倍返しの反動安となった。業績減額でもPERは8倍台、PBRは0.7倍、配当利回りは3.5%と割り負け、13週移動平均線からの17%超のマイナスかい離と下げ過ぎとなっており、下値では強弱感の対立が激化しそうだ。

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