きょうの動意株

ジョイントはオリックスの資本参加を高評価し買い気配

 ジョイント・コーポレーション(8874)は、寄り付きから買い気配値を切り上げ40円高の231円買い気配と4営業日続伸し、9月4日につけた上場来安値80円からのリバウンド幅を拡大している。前日8日に今9月中間期・3月通期業績の下方修正、無配転落とオリックス(8591)を割当先とする第3者割当増資を発表、業績悪、株主価値の希薄化よりも財務内容が強化され不動産事業の多様な展開を可能にするとの評価が優勢となり買い先行となっている。オリックスが、2005年1月にやはり大京(8840)の第3者割当増資引き受けを発表、大京の株価が831円高値まで4倍強の大化けとなったことも連想されている。今回の第3者割当増資は、ジョイントは資金調達のための信用力補完、オリックスグループからの融資枠設定による新たな物件の開発力の強化を目的にしており、オリックスグループはプリンシパルシイベストメント事業の一環と位置付け、代表取締役、非常勤取締役各1名を派遣しジョイントの企業価値を向上させ投資価値を高める。第3者割当増資は普通株式約40億円、A種優先株式約60億円の合計総額約100億円の規模とし、普通株式の発行新株式数は2836万8700株、発行価額は141円、払込期日は9月26日を予定している。なお業績修正は、期初の黒字予想が赤字転換、通期純利益は320億円の赤字(前期は91億1200万円の黒字)と急悪化、各15円配当予想の中間期・期末配当を無配とする。株価は、新興不動産株に経営破たんが相次いだことにツレ安し、かつての1万円台の高株価が、倒産懸念価格の2ケタまで崩落した。大京並みのV字反騰を加速するか注目される。

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