きょうの動意株

GDHはTOB価格、第3者増資価格を上回り連続ストップ高

 GDH(3755・M)は、寄り付きから買い気配値をアップさせ1000円高の9800円と前日に続きストップ高まで買い上げられ続急伸している。前日10日にいわかぜ1号投資事業有限責任組合(東京都千代田区)が、同社株式を株式公開買買い付け(TOB)すると発表、同社も賛同意見を表明、TOB価格は8000円と前日終値を下回り、同時発表の第3者割当増資は普通株・優先株合計の発行済み株式数の3倍強となる約27万株の第3者割当増資(発行価額6858円)となったが、経営再建期待を高め買い造成となっている。公開買い付け者の無限責任組合員のいわかぜキャピタルは、日本が国際的に強みを発揮する産業分野の企業を発掘、投資後に経営陣の派遣などを通じ企業価値の向上を図る投資会社で、GDHのアニメーション事業は、より安定的な収益を見込める制作事業に注力して収益の回復を進め、同時に今後、国内外で高成長が予想されるオンラインゲーム事業を拡大強化することで企業価値増大が見込めるとして経営参画するためにTOBを実施、パイオニア、松下電送のOBの経営陣を派遣する。GDHは、アニメ作品の版権事業が、北米市場の低迷やDVD販売の不振ななどにより2期連続の大幅赤字となり、前期末には債務超過から「継続企業の前提に関する疑義」が生じ、資金調達の確保を含めた経営基盤の強化と事業の再構築を実施するため賛同した。TOBは、9月11日から10月10日までを買い付け期間に、1万3189株を下限に買い付け、下限の買い付け代金は1億600万円を予定、買い付け株式数に上限を設けていないため、TOB後に上場廃止になる可能性もあるとしている。

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