きょうの動意株

あおぞらは最安値気配、純利益再減額にリーマン経営破たん直撃

8304 あおぞら銀行 株価チャート

 あおぞら銀行(8304)は、寄り付きから売り気配値を切り下げ15円安の188円売り気配と急反落、9月5日につけた上場来安値193円を下抜いている。前週末12日に今年8月7日に続いて今9月中間期・3月通期業績の2回目の修正を発表、経常利益、純利益が再下方修正され、さらに前日15日に米国で証券大手リーマン・ブラザーズが、連邦破産法適用を申請し、金融不安の高まりから金融株中心に株価が急続落、さらに同行のリーマン・ブラザーズ向け債権額が邦銀中最大の4億6300万ドル(490億円)と報道されたことも嫌気し売り先行となっている。同社は、この日寄り付き前にリーマン・ブラザーズ向けの与信額は、報道ほどではなく、現在精査中で完了次第に公表するとのコメントを発表した。業績再修正のうち3月通期業績は、売り上げは8月予想値より100億円、業務粗利益は68億円、実質業務純益は68億円各引き上げられた。しかし経常利益は32億円、純利益は112億円各ダウンさせ、純利益は150億円(前期比2.5倍)と増益転換幅を縮小する。ETF(上場型投資信託)の先物ヘッジの損失が見込まれることが要因となっており、GMACについては、投資損失処理に伴う税効果の計上を見込んでいたものの、現段階では確認すべき事項が残されなお検討を要するとして今回は見送り、下方修正となった。GMAC投資損失の通期処理見込み額は、8月7日開示の178億円に変更はなく、ただ前回の上期65億円を160億円、下期113億円を18億円に変更して前倒し修正した。株価は、7月31日に発表した今期第1四半期の大幅減益決算から調整色を強め、8月7日の業績減額で下げ足を速めた。なお下値探りの展開は避けられそうもない。

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