きょうの動意株

稲葉製作は今期純益増益予想を手掛かりに下げ過ぎ訂正期待で反発

3421 稲葉製作所 株価チャート

 稲葉製作所(3421)は、20円高の1058円と5営業日ぶりに急反発している。前週末19日に発表した2008年7月期決算が、今年2月の下方修正通りに減収・大幅減益で着地、今期は増収、経常減益、純益増益と増減マチマチと予想されたが、今年3月につけた上場来安値952円に並ぶ水準で悪材料織り込み済みとして、下げ過ぎ訂正期待の打診買いが入っている。同社の今期業績は、売り上げ350億円(前期比6%増)、経常利益12億円(同10%減)、純利益8億円(同41%増)と予想された。改正建築基準法施行に伴う混乱は徐々に回復に向かっているものの、資材価格の高騰や景気の足踏みなどが続く厳しい環境下、鋼製物置部門ではガレージの新シリーズを投入、オフィス家具部門での1月に発売した新製品の販売を本格化、下期には事務用回転椅子の発売を予定し営業攻勢を強化、材料コストの製品価格転嫁を順次進めることが寄与し、純利益は前期計上の税制改正による償却費増や工場予定地、保有株式の減損処理一巡から高変化する。株価は、2月の前期業績減額で上場来安値まで急落、期末の配当取りなどをテコに300円幅の反発となり再度の1000円台固め継続となっていた。PERは市場平均を上回るが、PBRは0.5倍、配当利回りは3.0%の下げ過ぎ示唆となっており戻りを試そう。

記事中の会社を詳しく見る

稲葉製作所 (3421)

ページトップ