きょうの動意株

東宝は今度は単独業績の上方修正に反応し反発

9602 東宝 株価チャート

 東宝(9602)は、35円高の2220円と4営業日ぶりに反発している。前日30日に今年7月の今8月中間期・2月通期の連結純利益の下方修正とはまったく逆の単独業績の上方修正を発表、内需関連のディフェンシブ株人気が高まっている。前回7月の業績修正は、連結・単独とも売り上げ、経常利益は期初予想の据え置きとして、純利益のみ投資有価証券評価損の追加計上で下方修正した。今回は、純利益は再下方修正となったが、売り上げ、経常利益は上方修正された。このうち通期業績は、売り上げを期初予想より65億円、経常利益を28億円それぞれ引き上げ、経常利益は196億円(前期比5%増)と減益予想が増益転換する。純利益は、投資有価証券の評価損拡大と新宿地区の再開発費用の予定からさらに16億6000万円引き下げ、66億円(同34%減)と減益率を悪化させる。業績増額は、映画営業部門で「花より男子 ファイナル」、「崖の上のポニョ」の大ヒットやその他映画作品の順調稼働、演劇部門、映像制作部門、映像事業部門、不動産経営部門の好調推移が要因となった。株価は、7月の業績減額でつけた2030円安値から夏場の「崖の上のポニュ」ヒットによる過去最高の月間興行収入、コマ・スタジャムへの株式公開買い付けなどを材料に2365円まで買い進まれ調整場面を迎えている。投資採算的には割高だが、ディフェンシブ関連の逆行高習性には定評のあるところで再出番接近となりそうだ。

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