きょうの動意株

竹内製は安値更新、通期業績の下方修正が追い討ち

6432 竹内製作所 株価チャート

 竹内製作所(6432・JQ)は、寄り付きの売り気配から185円安の925円とストップ安寸前まで売られて8営業日続落し、10月2日につけた株式分割権利落ち後安値1100円を更新している。前週末3日に今期業績の修正を発表、8月中間期は上方修正したものの、2月通期を下方修正、減益率を悪化させることが追い討ち材料となり売り増勢となっている。業績修正のうち通期業績は、売り上げを期初予想より197億円、経常利益を26億円、純利益を16億2000万円それぞれ引き下げ、純利益は22億3000万円(前期比65%減)と前期の過去最高からの減益率を悪化させる。建設機械事業で、米国の金融市場の混乱が欧州市場にも波及して実体経済に悪影響しており、米国、欧州でのミニショベル、油圧ショベル、クローラーローダーの受注が減少、下期のユーロ、英ポンドが上期より円高に推移、1ドル=105円、1英ポンド=189円、1ユーロ=149円と想定したことから下方修正した。同社は、世界的な建機ブームの一巡感が強まり始めた前期も、欧州向け売上構成比率の高さやミニショベルなどの特長のある製品モデルを武器に抵抗力を発揮、業績を上方修正するなど高株価を示現してきた。今期は、期初から大幅減益と慎重な業績予想に転換、第1四半期決算も2ケタ減収減益着地となったことから、株価は下げ足を速めた。キャタピラー、コマツなど内外の建機大手も大きく売り込まれており、なお下値調整は長引きそうだ。

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竹内製 (6432)

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