きょうの動意株

能美防は続落も個室ビデオ店放火事件で増額業績見直し余地

6744 能美防災 株価チャート

 能美防災(6744)は前場、14円安の823円と3日続落した。10月3日に昨年来高値863円まで買われており、全般相場の急続落で利益確定売りが増勢となっているものだが、大阪・ミナミの個室ビデオ店放火事件で関連特需思惑も底流、今年7月の今期業績の上方修正を見直し再騰余地がありそうだ。同社は、セコム傘下の火災報知機、消火設備の製造・施工大手で、前3月期業績はプラント向け消火設備の売り上げ増で期中に上方修正した。今期は、一部市町村で今年6月から既存住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられたことから、第1四半期決算発表の7月31日に中間期・通期業績とも上方修正した。原材料価格の高騰や市場価格の低迷などを吸収、通期純利益は期初予想の29億円が31億円(前期比8%増)へ引き上げられ、増益率を伸ばし連続して過去最高を更新する。個室ビデオ店放火事件関連では、親会社のセコムと連携を強め、セキュリティシステム需要の拡大も見込まれる。株価は、7月の業績上方修正とともに200円高、高値での強弱感の対立から信用売り残が積み上がり、株不足から逆日歩のつく展開となった。投資採算に割安感はないが、売り方の買い戻し主導で逆行高展開も想定範囲内となる。

記事中の会社を詳しく見る

能美防 (6744)

ページトップ