きょうの動意株

イオンは中間期の減益・低進捗率業績を嫌い連日の安値

8267 イオン 株価チャート

 イオン(8267)は、40円安の910円と4日続落し連日の昨年来安値更新となっている。前日8日に2008年8月期決算を発表、経常利益は2ケタ減益、純利益は赤字転落して着地し、期初予想の2月通期業績に対して低進捗率にとどまったことを嫌い売り増勢となっている。ただ安値後は、やや下げ渋っている。同社の中間期業績は、前年同期比3%増収、13%営業減益、20%経常減益と伸び悩み、純利益は160億1400万円の赤字(前年同期は238億700万円の黒字)と落ち込んだ。営業収益は、中間期ベースで12期連続で過去最高となったが、国内総合スーパーでは急速に進んだ顧客の節約志向に十分な対応ができず、子会社のマイカルを含め営業利益が23%減益となり、税効果会計処理変更の影響や減損損失90億7800万円、商品券回収損失引当金繰入16億4700万円など合計180億3600万円の特別損失の発生も重なり純利益は赤字となった。合理化策として、今期から2年間で40店舗の計画だった不採算店舗の閉鎖を3年間で60店舗に見直す。2月通期業績は期初のレンジ予想には変更はなく、純利益は110億ー150億円(前期比74-65%減)と見込んでいる。株価は、今年2月の前期業績の下方修正で995円まで売られ、CFSコープレーションへの株式公開買い付けなどで1641円まで戻したものの、第1四半期決算の減益・赤字着地で再度の4ケタ割れとなった。景気後退、消費環境の急悪化を前になお調整継続の可能性が大きそうだ。

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