きょうの動意株

久光薬は上方修正業績発表も材料出尽くしで続急落

4530 久光製薬 株価チャート

 久光製薬(4530)は、寄り付きの売り気配から450円安の3310円と5日続落している。前日9日に9月25日に上方修正した2008年8月中間期決算を発表、中間期として過去最高更新となったが、材料出尽くし感に全般相場急落も追い討ちとなり売り先行となっている。同社の中間期業績は、25日の上方修正通りに前年同期比5%増収、20%経常増益、26%純益増益のなった。4月の薬価改定で3.9%の影響を受け、後期高齢者医療制度が導入されるなど不透明化する事業環境下で、重点商品の外用鎮痛消炎剤「モーラステープ」のラインアップ拡充などからシェアを拡大、一般用医薬品でも重点商品「サロンパス」などの新製品を発売、さらに経皮吸収型持続性がん疼痛治療剤「HFT-290」の販売提携に伴う一時金、マイルストーン収入が上乗せとなり、期初予想を上回る2ケタ増益となった。2月通期業績も25日の上方修正値を踏襲し、純利益は195億円(前期比4%増)と連続の過去最高更新となる。株価は、6月の「HFT-290」の販売契約締結や新薬承認申請をキッカケに上場来高値4880円まで急伸し、その高値調整場面で今期業績の上方修正への反応は限定的にとどまった。全般波乱相場下で株不足で逆日歩のつく信用好需給などもフォローして、下値ではディフェンシブ株人気の再燃も想定される。

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