きょうの動意株

トオカツフズはMBO価格にサヤ寄せし安値から買い気配

 トオカツフーズ(2909・JQ監理)は、寄り付きから買い気配を切り上げ10円高の465円買い気配と続伸し、10月9日ザラ場につけた昨年来安値449円から底離れしている。前週末10日に伊藤忠商事が発起人となっている投資事業組合が設立したトオカツ・ホールディングス(東京都中央区)が、同社株式を100%取得するために株式公開買い付け(MBO)を実施すると発表、同社も賛同意見を表明したことから、MBO価格730円にサヤ寄せする動きを強めている。同社の反田英樹社長ら現経営陣は、MBO終了後にトオカツHDに出資し継続して経営に当たる。MBOは、同社のコンビニエンスストア向けの調理済食品事業が、かつての高成長が見込めず、原材料価格の高騰、食の完全・安心確保コストの上昇などが続く厳しい経営環境下で、企業価値向上、中長期成長を実現するためには抜本的な構造改革が不可欠となり、この改革策の業績・株価面のリスクが株主に及ぶことを回避するために進められる。買い付け期間は、10月14日から11月26日までの30営業日、買い付け株式数は1219万4000株、買い付け代金は89億100万円を予定、買い付け株式数に上限を設けていないためにMBO後に同社株は上場廃止となる。

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