きょうの動意株

平和不は業績下方修正も悪材織り込み済みで急反発

8803 平和不動産 株価チャート

 平和不動産(8803)は、寄り付きの買い気配から65円高の287円まで買い進まれて14営業日ぶりに急反発、前週末につけた昨年来安値217円から底離れしている。前週末10日に2008年9月中間期・通期業績の下方修正を発表、期初の増益転換予想が減益にマイナス転換するが、悪材料織り込み済みとしてリバウンド狙いの買い物が増勢となっている。東証の「大家さん」として連動性の高い株式市況が、この日は日経平均株価で1000円超幅の急反発をしていることもフォローしている。業績修正のうち3月通期業績は、売り上げを期初予想より60億円、経常利益を37億円、純利益を33億円それぞれ引き下げ、純利益は22億円(前期比41%減)と前期を上回る大幅減益となる。10日に更正特例法適用を申請して経営破たんした大和生命保険株式の帳簿価額5億円全額を評価損とするなど投資有価証券評価損13億9700万円を計上し、さらに住宅事業の開発分譲資産の評価損、第3四半期以降に見込んでいる資産買開発事業の売却案件について売却想定を見直したことも重なり、大幅下方修正となった。経営責任を明確化するため、役員報酬の一部返上することも同時発表した。株価は、今年年初以来の前期業績の相次ぐ下方修正で428円安値まで売られ、今期の増益転換予想で640円までリバウンドしたものの、不動産株売りに見舞われ大きく突っ込んだ。なお強弱感の対立のなか着地点を探ろう。

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