きょうの動意株

北興化は急反落し安値寸前、業績を下方修正し赤字転落

4992 北興化学工業 株価チャート

 北興化学工業(4992)は、21円安の248円と安値引けで急反落し、10月10日につけた昨年来安値230円を再び覗いた。前日14日に今11月期第3四半期(3Q)決算とともに、今期通期業績の下方修正を発表、期初の黒字予想が赤字に転落するのが響き売りが先行、前日の急伸分をほば帳消しとした。同社の11月期業績は、売り上げを期初予想より13億円アップさせたが、経常利益を5億円、純利益を3億円それぞれ引き下げ、純利益は1億円の赤字(前期は7億8100万円の黒字)に転落する。売り上げは、国内の農薬販売が病虫害の発生が少なく水稲農薬が不振となったが、農薬以外のファインケミカル製品が伸びて増収となった。利益面では、原材料価格高騰による利益率の低下や円高による為替差損の発生が重なり下方修正された。株価は、同社の前期業績が、農薬輸出やフィアインケミカル製品の順調推移により再三にわたり上方修正され、低位値ごろ妙味も加わり逆行高特性を発揮した。今期に入って第1四半期の大幅増益業績をテコに409円高値まで急伸したが、中間期業績の大幅減益着地で、上昇幅を上回る調整となった。なお下値探りが長引きそうだ。

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北興化 (4992)

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