きょうの動意株

東宝は通期連結業績増額も利益確定売りが交錯しもみ合う

9602 東宝 株価チャート

 東宝(9602)は、寄り付きの20円安から切り返し16円高の1755円と4営業日続伸するなど前日終値を挟むもみ合いが続いている。前日21日に今年9月の単独業績に続き今度は今2008年8月中間期・2月通期の連結業績の上方修正を発表、17日の報道された1-9月の好調な興行収入に次ぐ好材料となったが、利益確定売りも交錯している。同社の今期連結業績は、今年7月に純利益のみ下方修正されているが、今回はこの純利益を再減額修正する一方で、売り上げ、経常利益は上方修正した。うち通期業績は、売り上げを74億円、経常利益を43億円各引き上げ、経常利益は243億円(前期比12%増)と期初の減益予想が増益転換する。純利益は、7月の減額値をさらに10億円下回り67億円(同8%減)と増益予想が逆に減益転換する。中間期に映画事業部門で「花より男子 ファイナル」、「崖の上のポニョ」などが大ヒットし、演劇事業、映像事業、不動産事業も好調に推移したことが要因で、純利益は中間期末で投資有価証券評価損約60億円や新宿地区再開発関連損失を見込んだことから再減額となる。株価は、不動産市況悪化に伴う含み資産人気後退でつけた2030円安値から7月19日公開の「ポニョ」人気先取りで400円幅の上昇となり倍返しとなる調整となった。下値では内需関連のディフェンシブ株人気の再燃も期待される。

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