きょうの動意株

原弘産は業績再減額に継続企業疑義注記重なり急続落

8894 原弘産 株価チャート

 原弘産(8894・大2)は、寄り付きの売り気配から1800円安の8800円とストップ安目前まで売られて4営業日続落している。その後、10月10日につけた上場来安値8740円を意識し下げ幅をやや縮小している。前週末24日に2008年8月中間期決算の開示に合わせて、2月通期業績の再下方修正と中間連結財務諸表へに継続企業に前提に関する事項について疑義注記することを発表、ダブルパンチとなって売り急ぎの展開となっている。同社の2月期業績は、今年8月に中間期業績とともに下方修正され期初の黒字予想が大幅赤字転落したが、今回、その減額値をさらに下方修正した。このうち通期業績は、売り上げを8月減額値据え置きとしたが、経常利益を4億2000万円、純利益を32億7400万円各引き下げ、純利益は62億2400万円の赤字(前期は8300万円の黒字)とさらに悪化する。マンションを中心とする値引き販売や販管費増加に加え、グループ保有の株式に評価損やのれん減損損失、さらに貸倒引当金繰入額など特別損失27億9700万円を計上することが要因となる。継続企業の疑義注記は、中間期末では債務超過とならないが、純利益が大幅欠損となり営業キャッシュ・フローも3期連続でマイナス計上したことから取締役会決議された。株価は、風力発電人気や日本ハウズイングへの株式公開買い付け(TOB)で年初に26万2000円高値まで買われたあと、6月のTOB断念や不動産市況悪化で大きく調整した。なお底値模索が長引こう。

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