きょうの動意株

新規上場のクロスマーケは公開価格を割り580円で初値

 クロス・マーケティング(3629・M)が、東証マザーズに新規上場された。公開価格は590円、公開株式数は70万株となっている。寄り付き売り物で始まり9時18分に公開価格を10円、1%下回る580円で初値をつけ、初値後は530円まで売られている。新規株式公開(IPO)市場は、8月末の再開後も公開後のセカンダリーを含めて低調に推移し、この日同時上場予定だったトラウォールは、すでに上場を中止、前日上場のリニカル(2183・M)は、全般市場急落も加わり初日に売り気配のまま推移し寄り付かなかった。この逆境下で、同社の公開価格は、仮条件の上限で決まらなかったもののPERが6倍台と割安で、資金吸収額も4億円強と小規模であることなども評価に至らず、市場の事前観測を下回る初値形成となった。同社は、インターネットを利用して市場調査を行う情報サービス会社である。事業会社や広告代理店などの顧客から委託された調査内容からアンケートを作成し、関連会社に登録している約120万人のモニターに電子メールなどで回答を依頼、集計から分析までを一貫して請け負う。電通リサーチとビデオリサーチ向けが全売り上げの4割強を占めている。今2008年12月期業績は、売り上げ28億6800万円(前期比17%増)、経常利益4億6100万円(同35%増)、純利益2億5600万円(同36%増)、1株利益93.7円を予想している。

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