きょうの動意株

任天堂は一転して業績下方修正に減配重なり急反落

7974 任天堂 株価チャート

 任天堂(7974)は、寄り付きの1100円高から値を消し680円安の2万9920円と前日の連続ストップ高から急反落し、もみ合っている。前日30日に今3月期第2四半期(2Q)決算を発表したが、8月30日の上方修正値を下ぶれて着地するとともに、通期業績を一転して下方修正、期末配当も減配したことが響き利益確定売りが交錯している。同社の今期業績は、8月に大幅上方修正されるとともに、2Q期末・通期期末配当も増配された。2Q業績は、売り上げが同増額値を上回ったものの利益は下ぶれ、前年同期比10%経常増益、9%純益増益と増益率を縮小した。「ニンテンドーDS」の販売台数が1373万台となり累計販売台数が8433万台に達したほか、対応ソフトウェアも同じく8502万本、4億5463万本と伸び、「Wii」の販売台数、ソフトウェアも好調に拡大したことが寄与したが、円高進行とともに増益率は縮まった。3月通期業績も、「DS」、「Wii」とも販売予想を見直したが、為替レートを8月の1ドル=105円から100円、1ユーロ=160円から140円に変更したことから下方修正した。売り上げは8月予想を据え置いたが、営業利益は200億円、経常利益は1200億円、純利益は650億円各引き下げ、純利益は3450億円(前期比34%増)と増益率を縮小する。つれて期末配当も、連結営業利益の33%を基準とする配当方針に従って8月の1040円から970円に減配し、年間1630円(前期実績1260円)とする。株価は、海外機関投資家などの換金売りでストップ安を交え1年7カ月ぶりの3万円台割れと突っ込み、下げ過ぎ訂正で前日に3万円台奪還となった。再度の下値確認が続こう。

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