きょうの動意株

東電は業績上方修正も赤字縮小にとどまり反発

9501 東京電力ホールディングス 株価チャート

 東京電力(9501)は、90円高の2860円と反発している。前週末31日に今3月期第2四半期(2Q)決算とともに、今年7月に開示した3月通期業績の上方修正を発表、赤字縮小にとどまることを好感した買いが入っている。同社の今期業績は、第1四半期決算発表時の7月に2Q業績を下方修正するとともに通期予想を初開示した。2Q業績は、同減額値をやや上ぶれて赤字を縮小して着地、次いで3月通期業績を上方修正した。売り上げは200億円引き下げたが、経常利益は1000億円、純利益は600億円引き上げ、純利益は2200億円の赤字(前期は1501億800万円の赤字)となる。売り上げは、販売電力量が7月修正時の2962億キロワットアワーから2967億キロワットアワー(同0.2%減)に引き上げられた経済産業省の要請で実施した電気料金引き上げの燃料費調整額の特別措置の影響で下方修正となる。利益は、費用面で原油価格が、前回想定の1バーレル=125ドルが110ドルに値下がり燃料費の減少が見込まれるとして上方修正した。株価は、新潟県中越沖地震以来の調整が長引いていたが、10月10日の昨年来安値2215円からディフェンシブ株人気を高め700円幅の底上げとなった。直近10月22日高値2890円を一時上回り2910円まで買われており、押し目買い姿勢が強まりそうだ。

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